MESSAGE

みなさま、こんにちは。
ハナブサレザー代表の木下英幸です。

私たちの理念は、革製作を通じて持続可能な未来を築き、その未来を子供たちに繋ぐことです。

子供たちの貧困問題や不登校問題、そして環境問題は私達が直面し解決しなければならない重要な課題です。

革製品の販売や利益の一部を、子供たちを支援する慈善活動や教育プログラムに貢献するために使います。

また、持続可能な材料や生産プロセスを採用し、環境への負荷を最小限に抑えます。

5つの取り組み

1.環境
環境に考慮し、エシカルな調達と生産方法を採用し、エネルギー効率化や廃棄処理にも配慮しています。リサイクルや修理サービスも提供し、環境保護に貢献しています。また、「有害鳥獣問題」「放置竹林問題」と呼ばれる活動地域の環境問題に目を向け、解決に向けた取り組みを官・民・学の連携で行っています。

2.福祉
在宅ワーク雇用を創出するために積極的な取り組みを行っています。製造工程の一部を自宅で行えるようにし、柔軟な労働環境を提供しています。これにより、子育てや地域の負担軽減に役立ちながら、人々の働き方の選択肢を広げています。在宅ワーカーへの適切なトレーニングとサポートを提供し、技術やスキルの向上にも努めています。

3.教育
地元の学校や教育機関と連携し、啓発活動やワークショップを開催しています。私たちは子供たちの可能性を信じ、教育の重要性を広く訴求することで、彼らの学びへのモチベーションを高めるお手伝いをしています。

4.産業
社会問題の解決に向けて新たな産業を創出する取り組みを行っています。革製品の雇用創出のプログラムを提供し雇用機会の拡大や経済的自立の促進を通じて、地域の社会問題に取り組んでいます。また、独自のデザインや革の特性を生かした新たな製品開発にも取り組んでおり、市場に新たな需要と価値を創造することを目指しています。私たちの取り組みは、社会変革を実現するための革新的なアプローチです。

5.文化
私たちは文化や歴史を尊重し、素材に活かす取り組みを行っています。伝統的な革加工技術や染色方法を継承し、地域の文化的な特色を反映させた製品を提供しています。また、地元の職人やアーティストと協力し、伝統的な文様やデザインを革製品に取り入れています。私たちは素材の選択から製品の仕上げまで、文化や歴史に敬意を払いながら、独自性と美しさを追求しています。

木下 英幸(きのした ひでゆき)
代表取締役兼革職人。1973年生まれ飯田市出身。2006年オリジナルブランドHANABUSA LEATHERを立ち上げる。オーダーメイドを中心に天然素材とハンドメイドに拘ったアーティスティックな唯一無二の作品は全国のハナブサファンを魅了し続けている。近年では南信州の有害駆除された鹿の革に着目し、他の革には無い独自の柔らかさとシルクのようなエレガンスな肌触りを活かした”かるふわ”シリーズを展開している。2020年NPO法人はなぶさ学園を設立し、レザークラフトを通じて不登校児童やひとり親家庭の支援活動を行っている。